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家計調査平成14年平均結果の概況(詳細編)I-2.(6)
2.年間収入五分位階級別
(1)実収入の格差は2年連続して拡大
勤労者世帯の実収入を年間収入五分位階級別にみると,所得の最も低い第I階級で1世帯当たり1か月平均293,061円,最も高い第V階級で867,219円となった。
対前年実質増加率をみると,第IV階級は0.1%の増加となったが,第I階級,第II階級,第III階級及び第V階級はそれぞれ4.3%,3.2%,0.9%,0.4%の減少となった。
実収入の第I階級に対する第V階級の格差は,平成11年,12年と縮小したが,13年に2.84倍と拡大に転じ,14年も2.96倍となり,2年連続して拡大した(図18,表12)。