ここから本文です。
家計調査平成13年平均結果の概況(詳細編)III-3.(2)
(2)外国パック旅行費は10月以降大幅に低下
教養娯楽サービスの1世帯当たりの支出金額の推移を平成7年を100とした指数でみると,教養娯楽サービスは12年以降2年連続で低下している。
内訳をみると,平成12年以降宿泊料及びパック旅行費が大きく低下している。これに対し,インターネット接続料や放送受信料,遊園地入場料などが含まれる「他の教養娯楽サービス」は平成12年以降おおむね横ばい,月謝類は12年に大きく低下したものの,13年は上昇している(図42)。
平成13年9月11日に発生した米国同時多発テロのパック旅行費への影響について,9月以降2週間ごとの支出金額の推移を9月3〜16日を100とした指数でみると,外国パック旅行費は10月1〜14日以降50を下回る低い水準で推移しており,年末の旅行シーズンに入る12月10〜23日はやや上昇したものの前年の同じ時期に比べると大幅に低下している。一方,国内パック旅行費は前年に比べ高い水準で推移している(図43)。