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家計調査平成13年平均結果の概況(詳細編)I-2.(5)
(5)平均消費性向は前年と同水準
勤労者世帯の平均消費性向(可処分所得に対する消費支出の割合)は平成10年の71.3%から,11年71.5%,12年72.1%と2年連続で上昇した。平成13年は72.1%となり,前年と同水準となった(図11,表8)。
表8 平均消費性向,黒字率の主な内訳の推移(全国・勤労者世帯)(エクセル:37KB)
季節調整済み平均消費性向の動きを四半期別にみると,平成13年1〜3月期は耐久財支出の増加などにより前期に比べ1.3ポイント上昇して73.2%となったが,4〜6月期は耐久財支出の減少などにより3.7ポイント低下して69.5%と,季節調整の対象期間である昭和50年以降で最低となった。7〜9月期は1.9ポイント上昇して71.4%,10〜12月期はさらに0.6ポイント上昇して72.0%となり,2期連続の上昇となった(表7)。
表7 季節調整済み四半期別名目金額指数及び平均消費性向の推移(全国・勤労者世帯)(エクセル:20KB)