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7-2 高齢者のいる世帯の居住面積水準
高齢者のいる主世帯は最低及び誘導居住面積水準以上の割合が高い
高齢者のいる主世帯について,居住面積水準以上の割合をみると,最低居住面積水準以上の世帯は96.6%,誘導居住面積水準以上の世帯は69.7%となっており,主世帯全体(それぞれ90.3%,54.1%)に比べ高くなっている。
世帯の型別にみると,「高齢単身主世帯」は最低居住面積水準以上が92.5%,誘導居住面積水準以上が73.9%となっており,「高齢者のいる夫婦主世帯」はそれぞれ98.4%,79.7%,「高齢者のいるその他の主世帯」はそれぞれ97.4%,62.1%となっている。
これを主世帯全体と比べると,最低居住面積水準以上は「高齢単身主世帯」が2.2ポイント,「高齢者のいる夫婦主世帯」が8.1ポイント,「高齢者のいるその他の主世帯」が7.1ポイント,誘導居住面積水準以上は「高齢単身主世帯」が19.8ポイント,「高齢者のいる夫婦主世帯」が25.6ポイント,「高齢者のいるその他の主世帯」が8.0ポイントそれぞれ高くなっており,いずれの型も主世帯全体より高くなっている。
<表7−4,図7−3>
高齢者のいる主世帯について,居住面積水準以上の割合を所有の関係別にみると,持ち家は最低居住面積水準以上が99.4%,誘導居住面積水準以上が77.0%となっており,持ち家に居住する主世帯全体(それぞれ99.3%,72.0%)に比べ共に高くなっている。借家は最低居住面積水準以上が85.1%,誘導居住面積水準以上が34.5%となっており,借家に居住する主世帯全体(それぞれ82.6%,28.1%)に比べ共に高くなっている。
<表7−4,図7−3>