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1-3 むね数
高層化・大型化する共同住宅
住宅のむね総数は3303万むねで,平成15年の3164万むねに比べ138万むね,4.4%増加している。
むね数を建て方別にみると,一戸建は3013万むねでむね総数の91.2%,長屋建は59万むね(1.8%),共同住宅は214万むね(6.5%)となっており,一戸建が9割以上を占め,共同住宅はほぼ15むねに1むねの割合となっている。平成15年と比べると,一戸建は4.6%増,共同住宅は6.7%増と,共同住宅の増加率が高くなっている。
構造別にみると,木造が2917万むねでむね総数の88.3%を占め,非木造は385万むね(11.7%)となっている。
<表1-3>
共同住宅214万むねを階数別にみると,「1〜2階建」が127万むねで共同住宅全体の59.2%を占め,「3〜5階建」が71万むね(33.0%),「6〜10階建」が13万むね(6.1%),「11階建以上」が4万むね(1.7%)となっている。平成15年と比べると,「6〜10階建」が16.2%増,「11階建以上」が37.5%増と共同住宅全体の6.7%増を上回って大幅に増加しており,高層化している。
また,1むね内住宅数別にみると,「4住宅以下」が70万むねで共同住宅全体の32.5%,「5〜9住宅」が71万むね(33.0%),「10〜19住宅」が42万むね(19.7%)となっており,これらの3区分で8割以上を占めている。平成15年と比べると,「40〜49住宅」が13.1%増,「50〜99住宅」が22.8%増,「100住宅以上」が19.5%増と共同住宅全体を上回って大幅に増加しており,大型化している。
1むね当たり住宅数を構造別にみると,木造では5.71戸,非木造では14.76戸と,非木造は木造の2.6倍となっている。
<表1-3,1-4>