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家計消費状況調査(IT関連項目)平成17年平均 結果の概況
2 インターネットの利用状況
(1)インターネットの用途別利用状況
世帯全体のうち,最近1か月間にインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合は,45.6%と前年の42.6%に比べて3.0ポイントの増加となっている。
用途別にインターネットの利用状況(複数回答)をみると,情報収集が全世帯の42.0%(利用者のいる世帯の92.1%)と最も高く,次いで電子メールが32.0%(同70.2%),インターネットショッピングが15.7%(同34.4%)の順となっており,前年と比べて,すべての用途において利用が増加している。(表6,図6)
四半期別の推移
最近1か月間にインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯について,用途別に利用状況の推移をみると,情報収集はI期(1〜3月)が40.7%,II期(4〜6月)が39.7%,III期(7〜9月)が43.8%,IV期(10〜12月)が43.7%と上昇傾向にある。次に,電子メールは,I期が32.5%,II期が29.6%,III期が33.2%,IV期が32.8%となっており,動きは横ばいである。また,インターネットショッピングについては,I期が14.5%,II期が15.4%,III期が16.3%, IV期が16.8%と平成16年に引き続いて上昇している。(表7,図7)
(2)商品・サービスの購入のためのインターネットの利用状況
商品・サービスの購入(着信メロディのダウンロードなどは除く。)のためのインターネットの利用状況をみると,情報収集をした世帯員がいる世帯は29.5%と前年と比べて,3.2ポイントの増加となっている。また,インターネット上で注文をした世帯員がいる世帯は19.1%,支払いをした世帯員がいる世帯は10.6%となっており,いずれも増加している。(表8,図8)