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家計消費状況調査 平成15年 結果(IT関連項目)の概況
(参考)四半期別
1 情報技術(IT)関連の機器・サービスの保有・利用状況の推移
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況の推移
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合の推移をみると,1〜3月期は53.4%,4〜6月期は52.0%,7〜9月期は55.1%,10〜12月期は54.0%と14年の各期からおおむね上昇傾向で推移している。また,利用できる機器の種類別割合をみると,いずれの四半期においてもパソコン・ワープロが最も高く,次いで,移動電話機(携帯電話・PHS)となっている。(表16,図16)
(2)インターネットの利用頻度が高い通信手段の推移
インターネットが利用できる機器を保有している世帯について,インターネット(i(L)モードなど電話機で直接利用するインターネットを除く。)を利用している世帯の割合の推移をみると,14年からおおむね上昇傾向にある。最も利用頻度の高い通信手段別の推移をみると,14年10〜12月期では,アナログ電話回線の割合が8.8%, xDSL回線が7.6%であったのが,15年1〜3月期ではアナログ電話回線の割合が9.7%であったのに対し,xDSL回線は10.5%と逆転し,以降,その差が拡大傾向にある。(表17,図17)
2 インターネットの利用状況の推移
インターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯について,用途別利用状況の推移をみると,情報収集は1〜3月期37.8%,4〜6月期36.3%,7〜9月期39.2%,10〜12月期37.7%となっており,平成14年からおおむね上昇傾向にある。次に,電子メールは,1〜3月期31.4%,4〜6月期29.8%,7〜9月期31.4%,10〜12月期29.9%と,14年とほぼ同水準で推移している。また,インターネットショッピングについては,1〜3月期10.7%,4〜6月期11.0%,7〜9月期11.3%,10〜12月期12.7%と14年に引き続いて上昇している。(表18,図18)