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家計消費状況調査 平成15年 結果(IT関連項目)の概況
II 世帯属性別
二人以上の世帯
1 世帯主の年齢階級別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を世帯主の年齢階級別にみると,30〜39歳が78.9%と最も高く,次いで40〜49歳が78.1%,30歳未満が73.4%の順となっており,70歳以上が26.4%と最も低くなっている。また,インターネットが利用できる機器の種類別にみると,30歳以上の各年齢階級ではパソコン・ワープロが高くなっており,30歳未満では移動電話機(携帯電話・PHS)が高くなっている。(表6,図6)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合を世帯主の年齢階級別にみると,30〜39歳が66.1%と最も高く,次いで40〜49歳が63.9%,30歳未満が59.0%の順となり,70歳以上が16.4%と最も低くなっている。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯員がいる世帯の割合も,30〜39歳が42.3%と最も高く,70歳以上が7.9%と最も低くなっている。(表7,図7)
2 世帯主の職業別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を世帯主の職業別にみると,会社などの役員が71.4%と最も高く,次いで雇用されている人が71.0%,自営業主・その他が55.0%の順となっている。(表8,図8)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合を世帯主の職業別にみると,会社などの役員が58.1%と最も高く,次いで雇用されている人が56.3%,自営業主・その他が39.7%の順となっている。(表9,図9)
3 年間収入階級別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を年間収入階級別にみると,収入が多い世帯ほど割合が高くなる傾向がある。(表10,図10)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯員がいる世帯の割合を年間収入階級別にみると,収入が多いほど割合が高くなる傾向がある。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯員がいる世帯の割合も,収入が多いほど高くなる傾向がある。(表11,図11)
単身世帯
1 年齢階級・男女別
(1)インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を年齢階級別にみると,35歳未満が72.4%と最も高く,次いで35〜59歳が45.2%となっており,60歳以上が10.5%と最も低くなっている。これを男女別にみると,男性は51.5%,女性は29.6%となっており,男性の方が高くなっている。また,利用できる機器の種類について年齢階級別にみると,35歳未満では移動電話機(携帯電話・PHS)が最も高くなっており,35〜59歳及び60歳以上ではパソコン・ワープロが最も高くなっている。(表12,図12)
(2)調査月1か月間のインターネットの利用状況
調査月1か月間でインターネットを利用したことのある世帯の割合を年齢階級別にみると,35歳未満が66.1%と最も高く,次いで35〜59歳が34.0%となっており,60歳以上が4.4%と最も低くなっている。これを男女別にみると,男性は43.4%,女性は22.7%となっており,男性の方が高くなっている。また,商品・サービスの購入のために情報収集をした世帯の割合を年齢階級別にみると,35歳未満が39.4%と最も高く,60歳以上が1.5%と最も低くなっている。これを男女別にみると,男性は25.9%,女性は12.5%となっており,男性の方が高くなっている。(表13,図13)
2 年間収入階級別インターネットが利用できる機器の保有状況
インターネットが利用できる機器を保有している世帯の割合を年間収入階級別にみると,収入が多いほど割合が高くなる傾向がある。(表14,図14)