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I-6 派遣・下請従業者
従業者に対する「派遣・下請従業者」の比率が高い「情報通信業」
「別経営の事業所からの派遣・下請従業者」数は281万人で、事業従事者全体に対する比率は5.1%となっている。これを産業大分類別にみると、「情報通信業」(12.2%)が最も高く、次いで「製造業」(9.6%)、「金融・保険業」(8.3%)などとなっている。
また、派遣先事業所の産業大分類別内訳をみると、「製造業」が102万8千人(「別経営の事業所からの派遣・下請従業者」数全体の36.6%)と最も多く、次いで「卸売・小売業」が47万4千人(同16.9%)、「サービス業(他に分類されないもの)」が30万8千人(同11.0%)などとなっている。(表I-26、図I-14)
表I-26 派遣先事業所の産業大分類別「別経営の事業所からの派遣・下請従業者」数(民営、平成18年)
図I-14 産業大分類別「別経営の事業所からの派遣・下請従業者」の比率(民営、平成18年)
「百貨店,総合スーパー」では「派遣・下請従業者」の比率が約2割
事業従事者数が10万人以上の産業小分類について「別経営の事業所からの派遣・下請従業者」の派遣先事業所の事業従事者に対する比率をみると、「百貨店,総合スーパー」が24.8%と最も高く、次いで「電子計算機・同附属装置製造業」が21.7%、「通信機械器具・同関連機械器具製造業」が21.1%などとなっている。(表I-27)
表I-27 派遣先事業所の産業小分類別「別経営の事業所からの派遣・下請従業者」数(民営、平成18年)