ここから本文です。
住民基本台帳人口移動報告 平成24年(2012年)結果
平成25年1月28日公表
の項目は,政府統計の総合窓口「e-Stat」掲載の統計表です。
結果の要約
1 全国の移動状況
都道府県間移動者数は2年ぶりに減少
- 平成24年における日本人の市区町村間の移動者数は501万8166人となり,9年連続の減少
- 都道府県間移動者数は231万7856人となり,平成22年以来2年ぶりに減少
- 都道府県内移動者数は270万310人となり,9年連続の減少
宮城県は平成11年以来13年ぶりに転入超過,千葉県は2年連続の転出超過
- 平成24年における都道府県別の転入・転出超過数をみると,転入超過となっているのは11都府県。宮城県及び香川県が前年の転出超過から転じる。宮城県は平成11年以来13年ぶり,香川県は8年以来16年ぶりに転入超過
- 大阪府及び岡山県は2年連続の転入超過。大阪府で転入超過が2年連続となるのは統計が開始された昭和29年から47年まで19年連続して以来
- 東京都の転入超過数は,前年に比べて1万2015人の大幅な増加。東京都で転入超過数が増加となるのは平成19年以来5年ぶり
- 千葉県は2年連続の転出超過。千葉県で転出超過が2年連続となるのは昭和29年から31年まで3年連続して以来。転出超過数は前年に比べて4253人増加
名古屋圏,大阪圏は共に2年連続の転入超過
- 平成24年における3大都市圏(東京圏,名古屋圏及び大阪圏)の転入・転出超過数をみると,3大都市圏全体では6万9753人の転入超過。前年に比べて325人減少
- 東京圏は6万7209人の転入超過。前年に比べて4400人増加。17年連続の転入超過
- 名古屋圏は1567人の転入超過。前年に比べて1493人減少。2年連続の転入超過
- 大阪圏は977人の転入超過。前年に比べて3232人減少。2年連続の転入超過
全国の市町村のうち7割以上が転出超過
- 平成24年における全国1718市町村注1)のうち,転入超過注2)は東京都特別区部(4万9655人),宮城県仙台市(9284人),福岡県福岡市(9221人)など434市町村。全市町村の25.3%
- 転出超過は千葉県市川市(2750人),福島県郡山市(2709人),千葉県松戸市(2190人)など1284市町村。全市町村の74.7%
注1) 東京都特別区部は1市として扱う。また,平成24年12月31日現在,住民基本台帳ネットワークシステムに接続していない福島県矢祭町及び24年2月1日から接続を開始した東京都国立市の2市町については,転出者数及び転入超過数においては除く。
注2) 転入超過数0の市町村については転入超過に含める。
2 岩手県,宮城県及び福島県の移動状況
福島県は1万3843人の転出超過,震災発生前の平成22年の5752人の転出超過に比べて大幅な転出超過
- 平成24年における岩手県,宮城県及び福島県の転出超過数の合計は1万159人となり,前年に比べて3万1067人減少
- 岩手県は2385人の転出超過。前年に比べて1058人減少
- 宮城県は6069人の転入超過。前年の6402人の転出超過から転じる
- 福島県は1万3843人の転出超過。前年に比べて1万7538人の減少となっているものの,震災発生前の平成22年の5752人の転出超過に比べて,大幅な転出超過
【岩手県】大船渡市は前年の660人の転出超過から転入超過に転じる
- 市区町村間移動による転入・転出超過数をみると転入超過は盛岡市など6市町村。大船渡市のみ前年の660人の転出超過から転じる
- 転出超過は一関市など27市町村。一関市,花巻市,住田町及び金ヶ崎町が前年の転入超過から転じる。前年,大幅な転出超過となった大槌町,陸前高田市,釜石市及び山田町は,いずれも転出超過数は大幅に減少。釜石市は震災発生前の平成22年に比べても減少となり,大槌町はほぼ22年並みの転出超過数
【宮城県】仙台市宮城野区及び多賀城市は前年の1000人を上回る転出超過から転入超過に転じる
- 市区町村間移動による転入・転出超過数をみると転入超過は仙台市青葉区など13市区町。前年の1000人を上回る転出超過となった仙台市宮城野区及び多賀城市を含む5市区町が前年の転出超過から転じる
- 転出超過は石巻市など26市町村。このうち登米市など7市町村が前年の転入超過から転じる。前年の1000人を上回る大幅な転出超過となった石巻市など5市町は,いずれも引き続き転出超過となっているものの,前年に比べて大幅に減少
【福島県】0〜14歳は3009人,0〜14歳の親世代の中心となる25〜44歳は4030人の転出超過
- 年齢5歳階級別にみると,55〜69歳の3区分を除く全ての年齢区分で転出超過
- 0〜14歳は3009人,0〜14歳の親世代の中心となる25〜44歳は4030人の転出超過。転出超過数は前年に比べて,それぞれ6031人,7112人の減少
転出超過は54市町村,30市町村で転出超過数は減少しているものの,郡山市などでは平成22年に比べて大幅な転出超過
- 市区町村間移動による転入・転出超過数をみると転入超過は西郷村など4村。いずれも前年の転出超過から転じる
- 転出超過は郡山市など54市町村。大玉村,会津坂下町及び昭和村が前年の転入超過から転じる。30市町村で転出超過数は減少しているものの,郡山市などでは平成22年に比べて大幅な転出超過
結果の概要
結果の概要(PDF:1,414KB)
統計表
参考表
- 参考表1 岩手県の転入者数,転出者数及び転入超過数(PDF:177KB)
- 参考表2 宮城県の転入者数,転出者数及び転入超過数(PDF:176KB)
- 参考表3 福島県の転入者数,転出者数及び転入超過数(PDF:175KB)
ファイル(PDF形式)一括ダウンロード
- 「住民基本台帳人口移動報告 平成24年結果−全国結果と岩手県,宮城県及び福島県の人口移動の状況−」(結果の要約,結果の概要及び統計表)(PDF:1,832KB)
- 結果の要約(PDF:826KB)
- 結果の概要(PDF:1,414KB)
- 統計表,参考表(PDF:272KB)